Deck Tech Maniac Miracle Gro
2010年8月26日 日常 コメント (13)やあ!みんな、マジックを楽しんでるかい?
おまえはどうなんだって?うーん、それは返答に困るな。
面白いデッキを作れたという点においてはEnoughだと言えるけど結果は?と言われればNotだと言わざるを得ない。
この間の東京で行われたPTQで俺の大阪への道は残念ながら閉ざされてしまった。
非常にざんねんながら、だ。
確かに結果は残念だ。でもデッキは決して残念じゃない。俺はそう思っている。
なぜってこのデッキを使ったのは俺が参加した2回のPTQ(宇都宮、東京2次)において俺一人、そんで両方でTOP8に残ったんだから。
残念ながら俺のプレイミスによって権利は取れなかった、だがしかし逆に俺みたいなプレイミスばかりするやつでも勝てたんだからこのデッキは素晴らしいはずだ。
もう環境も変わって使う場はないだろうけどこんな奇妙なデッキでもPTQというシリアスな舞台で戦えるということを感じてくれれば幸いだ。
Maniac Miracle Gro
Main Deck
8 Island
1 Forest
4 Tropical Island
4 Ophidian
3 Quirion Dryad
2 Masticore
4 Counterspell
4 Daze
4 Gush
4 Force of Will
3 Powder Keg
2 Mana Leak
4 Brain Storm
4 Land Grant
4 Opt
3 Back to Basics
1 Foil
1 Misdirection
Sideboard
3 Emerald Charm
2 Krosan Beast
4 Submerge
1 Back to Basics
4 Winter Orb
1 Misdirection
なんだこりゃ?って?ok,okそう言われるのは慣れている。
俺だってなんでこんなんになっちまったかはプレイテストの結果だからとしか言いようがないし最初からこんなリストを渡されたら使わないに決まってる。
ただ調整していく中で必然的にこの形になったんだ。
だからこそ大抵の奴はむちゃくちゃだ、ただの紙の束だ笑うだろう。
だが対戦した結果なんだそりゃと言って帰っていく。
そんときはちょっとした気分だね。
まあなんでこんなデッキができたかを順を追って説明しよう。
お前の尊敬するプレイヤーはだれだ?と言われて俺がまず思い浮かべるのはAlan Comerだ。なんでってあの髪形はちょっとしたもんだろ?
まあ髪型を抜きにしても彼の作るデッキは髪型以上にちょっとしたもんだ。
ゼロックス理論やアルーレンなんてものを考える奴は尊敬せざるを得ない。
そんな奴が完全オリジナルでないにしろラスベガスで9位に入った。
そのデッキを使わない理由がどこにある?
しかも俺はそんとき目前に迫った仙台にむけてこれといったデッキがなくてこまってたんだ。渡りに船とはこのことだ。
4クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad
4アトランティスの王/Lord of Atlantis
4マーフォークの物あさり/Merfolk Looter
3ガイアの空の民/Gaea’s Skyfolk
4噴出/Gush
4渦まく知識/Brainstorm
4手練/Sleight of Hand
4目くらまし/Daze
3撃退/Foil
4冬の宝珠/Winter Orb
4土地譲渡/Land Grant
4好奇心/Curiosity
4Force of Will
4Tropical Island
6島/Island
Alan Comerの9位はフロックではなかった。回した瞬間にそう思った。
当時のメタの中心ドネイトデッキに圧倒的な勝率を誇った。
しかしいくつか自分でまわして気になる部分があった。
じっくり調整する時間もないし練習回数も足りないのでいくらかいじって仙台の直前トライアルに出場することにした。
6 Island
4 Tropical Island
4 Quirion Dryad
4 Merfolk Looter
4 Gaea’s Skyfolk
4 Lord of Atlantis
4 Brainstorm
4 Opt
4 Gush
2 Annul
4 Land Grant
3 Daze
4 Force of Will
4 Winter Orb
4 Curiosity
1 Misdirection
今見ると明らかに改悪だ。序盤に強く永遠に序盤にする戦術(orb)を取っているのにDazeを減らしたりFoilを削ったりしてしまっている。
しかし言い訳が許されるなら日本じゃドネイトばかりとも言えずマナクリーチャーやそこからのDEEDなど致命的なパターンが存在したってところだ。
実際元のデッキパワーと改悪したAnnulがはまったこともあって直前トライアルでベスト8に入ってsideboard on lineに載った。しかしこいつが良くなかった。
直前トライアルでベスト8に俺ともう一人がGroで残った以上このデッキが認知されるようになってしまったんだ。
デッキはばれてないほうが強い。これは昔から言われていることだ。
意気揚々と参加した本戦はあと1歩のところで5-3で終わってしまった。
しかし1byeしかないことを考えれば上出来だったのかもしれない。
翌日のPTQはさらに思うような結果が出なかった。
Mike Longの活躍もありさらにデッキがばれてしまっていてしかもこっちのデッキは帝王のデッキよりも古い感じなんだからしょうがない。
家に帰る新幹線の中で俺はデッキをどうするか悩み続けた。
前日トライアルもあわせて3日間回し続けた感想はまず土地が少ない。
カウンターを打つのが下手な俺がプレイするには噴出と好奇心だけではハンドが足りない。
そして日本の今のメタに合わせる必要がある。
そのうえでGroのメカニズムは残したかった。
そこで当時もう一つ好きだったデッキ、Opt Blueとくっつけちまうことを選んだってわけさ。
Opt Blueはランドが17、MMGも、土地譲渡を入れれば17ってことで同じだしな。
BTBはその頃は日本なのにデュアルランドがあふれており俺に置くだけで勝ちをくれた。
また相手はこちらのデッキがわからなくて困っていることがしょっちゅうだった。
そりゃそうだ、何枚カウンターが入ってるかすらも相手はわからないんだからな。
ドネイトへの耐性は落ちたがそれでもサイド後は十二分な相性だったし何よりGroや増え続けたSuperGroへの相性がこのデッキは良かった。火薬樽は2で置いとくだけで良かったしマスティコアは何十点も打てるわけではないが5回殴って相手を倒す力と蛇の道をあける力があった。
このデッキで唯一直したほうがいいなと思ったのはサイドのKrosan Beastだ。
スレッショルドという新しいメカニズムが好きで入れたが冷静になれば駆り立てられたウンパスがベストだった。
実際ウンパスだったら赤単にもっと簡単に勝てるはずだからな。
結果としてはSuperGroには確か2回しか負けなかったはずだ。
その2回がともにシングルエリミだったというのがやらかしちまった点だが。
1回目は宇都宮で全くの謎デッキだったのに対戦相手が知り合いで世話になってて頭があがらなかったからデッキを見せてくれと言われて断り切れず見せてしまったのと森を入れてなかった点、さらに俺がシングルエリミで緊張して我が愛犬を呼べばいいだけなのにBTBなんぞを張っちまって自分の首を絞めて負けちまった。
2回目はやはりシングルエリミの緊張とあいてがSuperGroという油断からキープミスとプレイミスで(相性差で1本はとるも)負けちまった。
もう少しこいつで遊んでいたかったが残念、もう使う場は無くなっちまった。
でもこんなデッキがあったな思い出してもらえればこんなに嬉しいことはない。
たとえば何年も後にレガシーの大会で当たったときとかに。
きっとおれはそん時も変てこなデッキを回しているだろううがな。
おまえはどうなんだって?うーん、それは返答に困るな。
面白いデッキを作れたという点においてはEnoughだと言えるけど結果は?と言われればNotだと言わざるを得ない。
この間の東京で行われたPTQで俺の大阪への道は残念ながら閉ざされてしまった。
非常にざんねんながら、だ。
確かに結果は残念だ。でもデッキは決して残念じゃない。俺はそう思っている。
なぜってこのデッキを使ったのは俺が参加した2回のPTQ(宇都宮、東京2次)において俺一人、そんで両方でTOP8に残ったんだから。
残念ながら俺のプレイミスによって権利は取れなかった、だがしかし逆に俺みたいなプレイミスばかりするやつでも勝てたんだからこのデッキは素晴らしいはずだ。
もう環境も変わって使う場はないだろうけどこんな奇妙なデッキでもPTQというシリアスな舞台で戦えるということを感じてくれれば幸いだ。
Maniac Miracle Gro
Main Deck
8 Island
1 Forest
4 Tropical Island
4 Ophidian
3 Quirion Dryad
2 Masticore
4 Counterspell
4 Daze
4 Gush
4 Force of Will
3 Powder Keg
2 Mana Leak
4 Brain Storm
4 Land Grant
4 Opt
3 Back to Basics
1 Foil
1 Misdirection
Sideboard
3 Emerald Charm
2 Krosan Beast
4 Submerge
1 Back to Basics
4 Winter Orb
1 Misdirection
なんだこりゃ?って?ok,okそう言われるのは慣れている。
俺だってなんでこんなんになっちまったかはプレイテストの結果だからとしか言いようがないし最初からこんなリストを渡されたら使わないに決まってる。
ただ調整していく中で必然的にこの形になったんだ。
だからこそ大抵の奴はむちゃくちゃだ、ただの紙の束だ笑うだろう。
だが対戦した結果なんだそりゃと言って帰っていく。
そんときはちょっとした気分だね。
まあなんでこんなデッキができたかを順を追って説明しよう。
お前の尊敬するプレイヤーはだれだ?と言われて俺がまず思い浮かべるのはAlan Comerだ。なんでってあの髪形はちょっとしたもんだろ?
まあ髪型を抜きにしても彼の作るデッキは髪型以上にちょっとしたもんだ。
ゼロックス理論やアルーレンなんてものを考える奴は尊敬せざるを得ない。
そんな奴が完全オリジナルでないにしろラスベガスで9位に入った。
そのデッキを使わない理由がどこにある?
しかも俺はそんとき目前に迫った仙台にむけてこれといったデッキがなくてこまってたんだ。渡りに船とはこのことだ。
4クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad
4アトランティスの王/Lord of Atlantis
4マーフォークの物あさり/Merfolk Looter
3ガイアの空の民/Gaea’s Skyfolk
4噴出/Gush
4渦まく知識/Brainstorm
4手練/Sleight of Hand
4目くらまし/Daze
3撃退/Foil
4冬の宝珠/Winter Orb
4土地譲渡/Land Grant
4好奇心/Curiosity
4Force of Will
4Tropical Island
6島/Island
Alan Comerの9位はフロックではなかった。回した瞬間にそう思った。
当時のメタの中心ドネイトデッキに圧倒的な勝率を誇った。
しかしいくつか自分でまわして気になる部分があった。
じっくり調整する時間もないし練習回数も足りないのでいくらかいじって仙台の直前トライアルに出場することにした。
6 Island
4 Tropical Island
4 Quirion Dryad
4 Merfolk Looter
4 Gaea’s Skyfolk
4 Lord of Atlantis
4 Brainstorm
4 Opt
4 Gush
2 Annul
4 Land Grant
3 Daze
4 Force of Will
4 Winter Orb
4 Curiosity
1 Misdirection
今見ると明らかに改悪だ。序盤に強く永遠に序盤にする戦術(orb)を取っているのにDazeを減らしたりFoilを削ったりしてしまっている。
しかし言い訳が許されるなら日本じゃドネイトばかりとも言えずマナクリーチャーやそこからのDEEDなど致命的なパターンが存在したってところだ。
実際元のデッキパワーと改悪したAnnulがはまったこともあって直前トライアルでベスト8に入ってsideboard on lineに載った。しかしこいつが良くなかった。
直前トライアルでベスト8に俺ともう一人がGroで残った以上このデッキが認知されるようになってしまったんだ。
デッキはばれてないほうが強い。これは昔から言われていることだ。
意気揚々と参加した本戦はあと1歩のところで5-3で終わってしまった。
しかし1byeしかないことを考えれば上出来だったのかもしれない。
翌日のPTQはさらに思うような結果が出なかった。
Mike Longの活躍もありさらにデッキがばれてしまっていてしかもこっちのデッキは帝王のデッキよりも古い感じなんだからしょうがない。
家に帰る新幹線の中で俺はデッキをどうするか悩み続けた。
前日トライアルもあわせて3日間回し続けた感想はまず土地が少ない。
カウンターを打つのが下手な俺がプレイするには噴出と好奇心だけではハンドが足りない。
そして日本の今のメタに合わせる必要がある。
そのうえでGroのメカニズムは残したかった。
そこで当時もう一つ好きだったデッキ、Opt Blueとくっつけちまうことを選んだってわけさ。
Opt Blueはランドが17、MMGも、土地譲渡を入れれば17ってことで同じだしな。
BTBはその頃は日本なのにデュアルランドがあふれており俺に置くだけで勝ちをくれた。
また相手はこちらのデッキがわからなくて困っていることがしょっちゅうだった。
そりゃそうだ、何枚カウンターが入ってるかすらも相手はわからないんだからな。
ドネイトへの耐性は落ちたがそれでもサイド後は十二分な相性だったし何よりGroや増え続けたSuperGroへの相性がこのデッキは良かった。火薬樽は2で置いとくだけで良かったしマスティコアは何十点も打てるわけではないが5回殴って相手を倒す力と蛇の道をあける力があった。
このデッキで唯一直したほうがいいなと思ったのはサイドのKrosan Beastだ。
スレッショルドという新しいメカニズムが好きで入れたが冷静になれば駆り立てられたウンパスがベストだった。
実際ウンパスだったら赤単にもっと簡単に勝てるはずだからな。
結果としてはSuperGroには確か2回しか負けなかったはずだ。
その2回がともにシングルエリミだったというのがやらかしちまった点だが。
1回目は宇都宮で全くの謎デッキだったのに対戦相手が知り合いで世話になってて頭があがらなかったからデッキを見せてくれと言われて断り切れず見せてしまったのと森を入れてなかった点、さらに俺がシングルエリミで緊張して我が愛犬を呼べばいいだけなのにBTBなんぞを張っちまって自分の首を絞めて負けちまった。
2回目はやはりシングルエリミの緊張とあいてがSuperGroという油断からキープミスとプレイミスで(相性差で1本はとるも)負けちまった。
もう少しこいつで遊んでいたかったが残念、もう使う場は無くなっちまった。
でもこんなデッキがあったな思い出してもらえればこんなに嬉しいことはない。
たとえば何年も後にレガシーの大会で当たったときとかに。
きっとおれはそん時も変てこなデッキを回しているだろううがな。
コメント
東京2次って210名もいたんだね。懐かしすぎです。
このネタがわかるのってどれぐらいいるんですかね。
今のレガシー勢だとあとトミーぐらいっすかね?
知り合いです。
もう存在しないフォーマットなんて誰得とか思ってましたがw
ハーミットはね、まあ熱烈なファンの人がいれば。
今回もぽまが凄いこのデッキを好きだと言ってくれたから書いた部分が大きいんで。
リンクさせていただきました。
楽しんでもらえたなら嬉しいです。
こちらからもリンクさせていただきました。